磁気物性研究室研究内容


磁性の研究は物性物理学の中でも大きな分野をなしている。磁性体には強磁性(フェリ磁性)、反強磁性体、スピングラス等多彩な顔ぶれがある。これらの磁性の起源は固体中の電子の磁気モーメントにあり、それらが協力的に働いていろいろなタイプの磁性が出現する。これらの磁性の性質や起源を調べることは、本質的に量子力学的に理解されるべき多体問題であり重要な基礎的課題である。 磁性体は、もちろん、他方で幅広い応用面がある。このための基礎的研究もまた当研究室が行っているものである。現代のコンピューターに使われるメモリとしてはだんぜん磁性体が多く、それに関連して高性能の希土類磁石やソフト磁性体の開発、また、アモルファスや人工格子の磁性体の磁性の研究、ナノスケールでのスピンの諸現象を研究するナノスピニクス、巨大磁気抵抗効果(GMR)、トンネル磁気抵抗効果(TMR)等、電気伝導と磁性が関係するスピントロニクスなど研究課題もたくさんある。本研究室では幅広くこれらの磁性の基礎的な研究を行っている。



主な研究室のテーマ(Research Interests)